2019春ドラマ

『わたし定時で帰ります』第5話のあらすじ・感想|桜宮の仕事のやり方とは?

わたし、定時で帰ります。
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TBSの火曜ドラマ『わたし、定時で帰ります。』の第5話が、5月14日に放送されました。

第5話は、先週から登場した派遣デザイナーの桜宮彩名(清水くるみ)へのセクハラ問題が勃発?!

事実を知った結衣(吉高由里子)は激怒!!

結衣とは異なる、桜宮の仕事のやり方とは?

裏で暗躍する福永(ユースケ・サンタマリア)のことも明らかになっていきます。

今回は『わたし、定時で帰ります。』第5話のあらすじ、感想を紹介します。
この記事は、『わたし、定時で帰ります。』第5話のネタバレを含みますので、未視聴の方はご注意下さい。

『わたし、定時で帰ります』第5話 あらすじ

ランダーから緊急の呼び出し

福永と種田(向井理)は席が外せず、結衣たちだけでクライアントであるランダーへ向かう。

結衣たちのプレゼンに理解を示していた、ランダーの上役の小島が案件から外れていた。

代わりに新しく草加(田本清嵐)が加わった。

企画のデザインについて、「ピンとこない」というざっくりとした申入れをして来たランダーの中西(大澄賢也)たち。

そこへ桜宮が「御社のイメージとちょっと違うかなって思ってたんですよね」と衝撃発言をする。

一からやり直しとなると、予算や納期について不安を示す結衣に対し、「とりあえずあさってまでに何とかなります?」とごり押しをする中西。

呆気にとられている結衣に、またもや桜宮が「わかりました。ご用意します」と返事してしまう。

その後、担当者と親し気に話す桜宮を見て、結衣は不信感を募らせる。

別案を求められたことに対し「社長に収益を見込めると言ってしまったから」と、結衣たちにプレッシャーをかける福永だった。

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セクハラの匿名電話

翌日、別案を結衣に渡す桜宮。

「もう?」と驚く結衣に「中西さんたちと飲みに行ってきたんです」と告げる桜宮。

さらに「いろいろ意見聞いてきたんで、今度は納得してもらえると思います」と自信あり気な様子。

一人で参加したことや深夜まで飲んでいたことを心配する結衣に、飲み会が好きなので全然平気と答える桜宮。

その後、桜宮を置いて、ランダーへ打ち合わせに行く結衣と種田。

というのも、結衣たちの会社に桜宮がランダーの担当からセクハラを受けているという匿名の電話が入ったそう。

中西の言い分では、飲みに誘ったのは桜宮で、飲み会の動画を見ると楽しそうにしている桜宮の姿が。

桜宮の行動について、理解が出来ない結衣。

「下手に出て、相手をいい気持ちにさせて、へらへらしてればうまくいく仕事もあることぐらい知ってます。」とイライラしている様子。

「なんでそこまで怒るかなぁ・・・」と不思議そうな種田。

昔野球をやっていた種田に対し、「(種田は)あっち側の人ですよね」と言い放ち、その場を立ち去る結衣だった。

翌日、桜宮に「本当にあれが楽しい?」と中西達との飲み会について質問してみる結衣。

桜宮の仕事のやり方は…

効率よく仕事したいと思っており、相手がこっちの意見を尊重してくれるようになれば、仕事がうまく進み、結果みんなのためになるというものだった

そして、「人にはそれぞれの働き方がある」とも主張するのだった。

しかし巧(中丸雄一)から、桜宮が以前「定時で帰りたい。頼まれるとつい引き受けてしまう」と話していたことを聞く結衣。

さらに、福永が中西たちからの要望で桜宮を飲み会を連れて行っていたことが判明。

女性ならではの役割があると思う」という福永。

種田がいなくなった隙を見て「プライベートで誰と飲もうが、それは桜宮さんの自由でしょ?どんどん飲みに行って」とはっぱをかける。

退社後、またもや中西から呼ばれ、急いで向かう桜宮。

ここ数日の桜宮を気に掛ける吾妻は、心配そうに見送るのだった。

セクハラ、スポハラ、パワハラの横行

以前打ち合わせ時にお互いの趣味から意気投合していた吾妻と草加。

草加は、中西が桜宮に露出の高いウェアを着せたこと、動画を撮ったことなどを吾妻に相談したのだった。

スポーツの実績がない草加は、社内では発言権がなく、今回のことを止めることが出来なかったという。

さらにランダー内にはセクハラだけでなく、スポハラ、パワハラが横行しているとのこと。

若手は危機感を持っているが、上には逆らえないのが現状だと話す。

それを知って、理不尽すぎる人をバカにしすぎと憤慨する結衣。

桜宮は、ランダーが企画にOKしてくれるまでの我慢だと言う。

中西たちが桜宮を仕事相手として見ていないと嫌悪感と怒りを隠せない結衣は、福永と種田に相談をする。

福永は「ここは穏便にいこう。とりあえずデザイナーを変える?」とその場しのぎなことを言うが、種田はこの件を一旦預からせてほしいと言う。

ランダーとの打ち合わせ前に、謎の協力者である愁(桜田通)にランダーのセクハラパワハラ被害について調べることを依頼する結衣。

結衣、ランダーへ殴り込みへ行く

デザインの別案に対して、またもや「ピンとこないのでもう一度直してほしい」と言う中西たち。

ランダーへの怒りを精一杯抑えつつ、デザインについてコンセプトの再確認をする。

そして、きっぱりと今回のセクハラ問題を言及する結衣。

「うちのチームのメンバーにセクハラあるいはパワハラをしないでください」
「桜宮はうちの大事なメンバーです。」
二度と便利に扱わないでいただけませんか
男にも女にも誰に対しても!

中西に「そんなことはしていない、口の聞き方に気を付けろよ」と言われる結衣。

そこへ種田が会議室へ入り、結衣に「立場をわきまえろ」と言い放つ。

さらに結衣の発言を中西に謝罪しつつも、ランダーを怒らせていいから、言いたいことを俺に、とこっそり結衣に指示を出す。

それを見た結衣は、今まで持っていた思いを種田にぶつける。

結衣と種田のやり取りを聞き激怒した中西は、結衣たちとの取引を考え直すとの意向を示す。

実はこれは種田の作戦

結衣から動画の相談を持ち掛けられた種田は、制作本部長に事情を話すことに。

ランダーのブラック体質が変わっていないことから、取引は見合わせるという結論に至っていたのだった。

ただし契約上こちらからは降りてはいけないので、ランダー側から切られるように持っていけとのこと。

種田に対して、「肝心なことは何も言わない癖、良くないです」と言いつつも、お礼を言う結衣。

さらに「野球やってたからって一緒くたにしてごめん」と謝ります。

後日、ランダーの内部事情がニュースや週刊誌に載り、かなり危ない会社だったことが判明。

桜宮は、「肩の荷が降りた」「私程度の腕じゃデザインより人付き合いで仕事を取るしかないと思っていた」と話す。

さっぱりした様子に見えたが、ウェアを着た時のことを思い出し「さすがに情けなかった」と涙が溢れる桜宮

桜宮さん、腕あるよ。だから自分を大切に仕事しよう」と桜宮を抱きしめる結衣。

「そんなこと言ってくれたの…東山さんだけです。」「これからは飲み会も少しセーブする」と言う桜宮。

そして、「無理しないで次行こう」と言い合う2人だった。

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『わたし、定時で帰ります』第5話 感想

今回のセクハラ問題で、結衣が「殴り込み上等」「殴られそうになったら動画を撮って」と来栖に言う姿など、本当にカッコ良かったですね!

ランダーの中西たちは、思った以上に真っ黒でしたね。

マウンティングおじさんと呼んだ来栖も言い得て妙ですが、一番怖いおじさんは社内にいる福永だと思います。

今回の「プライベートで飲みに行く分には自由」という発言にも、本当にイライラしました。

そして吾妻の淡い恋の行方は…(汗)

吾妻はもう会社に泊まらず、生活サイクルを変えようと努力しているようです。

今回、桜宮のことを一番心配していた吾妻。

吾妻の「あいつらのこと殺してもいいかな」という発言に、物騒だけど、なんだかきゅんとした筆者です。

なのに桜宮の契約が終了して、最後に握手だけで終わるって…!

吾妻、それでいいの?終わりなの?と思わず前のめりになってしまいました。

桜宮役の清水くるみちゃん、かわいかったし、結局いい子だったし、また出てこないかな?

それから、種田の独立話、驚きですね!

巧のヤキモチ発言も飛び出して、来週はどんな展開になるのでしょうか。

楽しみです。

『わたし、定時で帰ります』第5話 まとめ

相手に気に入ってもらうことで、効率良く仕事したいという桜宮の思い。

その実、自分の腕に自信が持てなかったことや、頼まれると断れなかったという複雑な感情もあったのですね。

今回はそれが、セクハラという最悪な展開になってしまいました。

でも結衣から励まされたことで、派遣契約終了後に、新しい一歩を踏み出すことにした桜宮。

そして後輩へのセクハラに自分のことはかえりみず、クライアントに向かっていった結衣の姿も描かれました。

結衣は以前、自分の仕事を効率良くこなし、助けを求められた時に手を貸すと言っていましたが…

変わりつつあるのかもしれないですね。

また結衣と巧の結婚ですが、今度は結衣の両親に巧を紹介し、順調に進んでいるようでした。

ただ、ドラマ冒頭で結衣が「変わらないもんね。晃太郎も。」とつぶやくシーンも。

これから種田がどう関わってくるか、とっても気になりますね!

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