2019春ドラマ

『わたし定時で帰ります』第8話のあらすじ・感想|八重の決断と種田のおんぶ

わたし、定時で帰ります。
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TBSの火曜ドラマ『わたし、定時で帰ります。』の第8話が、6月4日に放送されました。

第8話は、福永(ユースケ・サンタマリア)のブラック見積もりが審査を通過してしまうことから始まります。

案件のチーフは双子を育児中の八重(内田有紀)。

そして加速していく、結衣(吉高由里子)・巧(中丸雄一)・種田(向井理)の三角関係は…?

この記事は、『わたし、定時で帰ります。』第8話のネタバレを含みますので、未視聴の方はご注意下さい。

『わたし、定時で帰ります』第8話 あらすじ

ブラック見積もり、審査を通過

福永が作成した、赤字になるのがわかりきっている星印工場案件の見積もり

福永の裏工作により、社内審査が通ってしまう

最低でも7000万円かかるところを半額の3500万円という予算。

人員も今の倍は必要というシビアさ。

結衣が管理部の石黒(木下隆行)にこの審査がなぜ通ったのか尋ねると、丸杉常務(岡部たかし)から横やりが入ったとのこと。

しかし、運用まで任されれば採算は取れるとの見通しだった。

チーフは福永の指名で、八重が担当することに。

そんな矢先、熊本にいる義理の母が脳梗塞で倒れたとの連絡が八重に入る。

夫の陽介(坪倉由幸)が熊本に行ってしまい、八重に星印案件のチーフ双子育児の両方の負担がかかる。

種田が八重のフォローに入り、結衣も積極的に八重を手伝うのだった。

この件は会社のみんなには黙っていてほしいと言っていた八重だったが、八重の様子に何か気づき始めているメンバーたち。

その後陽介は、母の病状はいったん落ち着いたものの、今後も世話をするために仕事を辞めて熊本へ帰りたいと八重に告げる。

八重に対しては、今まで通り好きな仕事をこのまま続けてほしいという陽介だったが、その決断でいいのか迷う八重だった。

牛松は訳アリ人物だった

種田と八重は星印との打ち合わせで、コストの圧縮案と運用を確約させたものの、どうも頼りないの担当牛松(金井勇太)。

結衣は、牛松について、種田の弟である愁(桜田通)から情報をもらう。

福永とは13年前に知り合っており、牛松の父親は結衣たちの会社のメインバンクである明成銀行の頭取であるという。

予想通り、頼りない牛松だけでは案件はなかなか進まず、余計にスケジュールが押している

その上、納期を早めてほしいという要望も出してくる星印。

八重は、牛松の上司である磯貝にも今後打ち合わせに参加してもらえないか?と提案するが、頼りにならない答えをする福永。

その件は種田が引き受けることに。

後日福永は、日曜日に磯貝とゴルフに行くので時間が取れないかと八重を誘う。

ひとまず保留の返事をするが、休日まで調整しなければならいことに戸惑いを隠せない八重だった。

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結衣・巧・種田の三角関係

結婚式は二人の気持ちが一番大事」と思っている結衣。

それに対し、「結婚は二人だけのものじゃないから、家族の意見も大事にした方がいい」という考えの巧。

2人の意見の食い違いを感じる結衣だった。

結衣は巧の母(清水よし子)から、結婚したら仕事を辞めると思われていた。

しかし巧の母は仕事をやめてほしいわけではなく、「応援するから頑張って」と背中を押してくれたのだった。

そこから巧と結衣は、「働く」ということについて会話をする。

億万長者になったら働かない」という巧と、「それでも働く」という結衣だった。

後日、結衣が家で八重とメールのやり取りをしているのを見た巧は、「(八重は)僕よりも結衣ちゃんのこと詳しいもんね」と。

以前結衣が仕事中に大怪我をしたことを、結衣と八重のやり取りから偶然知った巧

「なんで言ってくれなかったの?」と珍しく声を大きくする巧。

さらに種田がその怪我を知った上で、結衣を気遣っているということにも、腹が立っている様子。

結衣ちゃんが億万長者になっても仕事続けるのって、種田さんと働きたいから?」と結衣に質問する。

そして「(結衣にとって種田のことは)終わったことでも、種田さんにとってはそうではないかもしれない」と。

「じゃあどうしろって言うの?」という結衣に、何も答えられない巧だった。

耐え切れず外出する結衣だが、後を追わない巧

結衣はそのまま上海飯店に行き、酔いつぶれてしまう。

そこへ種田が偶然現れ、結衣を送っていくが、足元が覚束ないため結衣をおぶる

すると結衣はそのまま寝てしまったため、種田は結衣を会社に連れて帰る。

そのまま朝まで寝てしまう結衣

翌朝帰宅した結衣に、「ごめん。帰って来てくれて良かった」と安心した様子の巧。

結衣も謝りつつも、気まずさを払しょく出来ない。

陽介と八重の結婚記念日

突然の陽介の帰宅に驚く八重。

八重は忘れていたが、その日は二人の結婚記念日だった。

どんなに忙しくても、必ず一緒に過ごしたいと八重は陽介に話していたのだ。

ケーキや花を用意し、双子の面倒を見始める陽介。

「ありがとう。陽介」と、泣きながら夫に寄り添う八重だった。

後日、八重は「しばらく仕事休んで子どもたちと熊本に行く」と結衣に告げる。

「めちゃくちゃ悩んだ。理屈じゃなくて、家族みんなでいっしょにいたい」と。

会社のみんなには子どものことで配慮してもらったし、非難されても仕方がないって思っているという八重。

それに対し「先輩は間違ってない」「覚悟を決めて決断した先輩はすごいなって思います」と言う結衣。

そして「先輩を応援します」と。

結衣がチーフに立候補する?!

八重の休職願に動揺を隠せない福永と、ひたすら謝り続ける八重。

重い空気の中、結衣は思わず「(星印案件の)チーフは私が引き継ぐ」と言ってしまう。

今回八重の事情を知らない三谷(シシド・カフカ)も、結衣を全面的にサポートするという。

なぜなら「(八重が)無責任に仕事を放り出す方ではないから」と。

そして三谷は「休んでも居場所はなくならない?ですよね?東山さん」と、結衣と八重の顏を見ながら言うのだった。

その後結衣は、福永に呼び出される。

福永は定時で上がることをよしとしながらも、「種田くんのためにもう少し頑張ってあげても罰は当たらないと思うけどな~と」結衣に威圧的に迫る。

「どういう意味ですか?」という結衣に、「やっぱり何も知らないんだ?」と返す福永。

そして

種田くんが、なんで僕の会社をやめたのか
なんで今の会社に来たのか

そのほんとの理由を教えてあげると言うのだった…。

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『わたし、定時で帰ります』第8話 感想

福永の思惑通りになりましたね。

そして八重をチーフにするなんて…。

あまりの非道さに言葉が出ませんでした。

福永は八重が休職を決意した際にとても慌てていましたが、遠因が自分にもあると、全く気づいていないでしょうね。

そして、こんなに忙しいのに朝活を提案するなんて。

福永は何を考えているんでしょうか!!

最近福永の出番になると、次は何を言うんだろうとドキドキしてしまいます。

いいかげん、福永を信じる種田にも、目を覚ましてほしいです。

そして結衣、種田におぶられる必要あったかな?

巧とケンカした理由も考えると、もっと拒否する場面だったと思います。

結局朝帰りになっちゃうし。

結衣としては、巧に隠し事を作ってしまったことになりますしね。

三谷のセリフ、第1話で結衣が三谷に言ったものでしたね。

ここで戻ってくるとは思いませんでした。

今の八重にとって一番必要としている言葉なのかもしれないと思いました。

いい仲間がですよね、本当に。

『わたし、定時で帰ります』第8話 まとめ

星印案件が厳しいのは、予算や人員だけじゃなかったということですね。

頼りない牛松がさらにかき回していくのでしょうか。

また仕事が大好きな八重が、会社を休職して熊本についていくという決断を選びました。

そしてとうとう、結衣と巧に暗雲が立ち込めてきました。

結衣が元カレである種田と働いているのは以前からなのですが、やはり上海飯店での一件が尾を引いているのでしょうか。

来週は結衣がさらに忙しくなり、巧との溝が深まってしまいそうな予感があります。

ラストまであと2回!見逃せないですね!

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