2019夏ドラマ

『偽装不倫』第1話 あらすじ・感想｜鐘子の嘘の理由と、丈の「僕と不倫しませんか？」

 
偽装不倫
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日本テレビ系ドラマ『偽装不倫』の第1話が、7月10日に放送されました。

4年ぶりの杏さんの連ドラ主演となり、東村アキコさん原作のラブコメということで注目が集まっています。

初回の視聴率は10.1％と、まずまずの滑り出しですね。

気になる第1話は・・・？

主人公の濱鐘子は、32歳、婚活もうまくいかず、結婚に夢を持てないでいます。（杏）。

そんな鐘子が婚活さよならパーティーをしようと、一人博多へ旅立ちます。

飛行機の機内での偶然の出逢いと鐘子の思わずついてしまった嘘が、鐘子を別の自分へと変えていくことになります。

一方、人のうらやむ結婚をした鐘子の姉、吉沢葉子（仲間由紀恵）。

そんな彼女の持っている大きな秘密とは…？

今回は『偽装不倫』第1話のあらすじ、感想を紹介します。

この記事は、『偽装不倫』第1話のネタバレを含みますので、未視聴の方はご注意下さい。

『偽装不倫』第1話 あらすじ

鐘子が婚活をやめて出逢った相手とは？

冒頭、鐘子のひとり言から始まる。

ステキな人はみんな不倫してるんでしょ？

結婚なんて意味なくない？

私はいらないかな、指輪も秘密の恋も。

そんな風に思っている鐘子は、そろそろ婚活をやめようと思っている。

鐘子は29歳から3年間婚活したものの、成果はなかったという。

鐘子なりの自己分析結果は・・・

その1:男に話を合わせられない：バカ正直

その2:モテファッションが似合わないから着られない：背が高い、胸ぺったんこ、冷え性なのでミニスカ穿けない

その3:年より老けて見える：あったかいお茶を飲んでいたり、45歳と言われたこともある

よって鐘子は、婚活市場に自分の需要はないと思っている。

そんな鐘子の唯一の楽しみは旅行。

鐘子からしてみれば、東京はお一人様にやさしいし、一人旅もお手の物。

鐘子は1年の派遣契約だった仕事を満了し、今回は博多へ一人旅へ行くことに。

博多へ向かう飛行機の中で、荷物棚から落ちてきた荷物が落下し、頭を打ってしまう鐘子。

そのはずみで、手に持っていた葉子の結婚指輪を落としてしまう。

それを拾ってくれたのが、伴野丈（宮沢氷魚）だった。

飛行機での席が隣同士だった2人。

また落としてはいけないと、鐘子の指に指輪にはめようとしてくれる丈。

「指輪　どっち？」と聞かれ、思わず「左」と答えてしまう鐘子。

いくら丈がイケメンだからと言って、結婚しているふりをしてしまった自分に戸惑う。

自分は思い込みの激しそうな重めの女に見られることもあるので、そのせいもあるのかもしれないと思う鐘子だった。

丈の荷物が頭に落ちてきたせいで、頭にたんこぶが出来てしまった鐘子。

自分の荷物のせいでたんこぶが出来てしまったことを気にした丈は、福岡での食事に誘う。

結婚していると鐘子から聞いたが、なんのお詫びもせずにさよならするのはやっぱりダメだと言う丈。

そして、「たとえ、あなたがだれかの奥さんでも、食事くらいならいいでしょう？」と。

断ろうと思えば 断れたものを、たんこぶのせいで正常な判断が出来ないと食事について行く鐘子。

丈は博多出身で、現在は家族とスペインに暮らしており、博多は15年ぶり。

丈が博多で一番好きなお店である、お好み焼き屋へ行く2人だった。

鐘子の姉、葉子

鐘子の姉である葉子は、堅物だがなんでも出来て、鐘子は何一つ勝てたことがない。

そんな葉子が、3年前にイケメンの年収1千万円の商社マンである吉沢賢治（谷原章介）を突然家に連れてきた。

葉子はあっという間に結婚し、実家を二世帯住宅に建て替え、鐘子も含め、みんなで暮らしている。

鐘子が博多へ旅行中、両親と家族で鍋を囲む葉子。

賢治は「葉子さんが結婚してくれて僕は幸せです」と言い、仕事が忙しい葉子になんの不満もない様子。

家の用事も率先して動き、婿でもないのに同居している賢治。

そんな賢治は、葉子の両親からとても好かれている。

唯一叶っていない両親の望みは、2人孫の誕生だった。

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丈とのキス

お好み焼き屋で盛り上がり、気づけば夜になっていた。

鐘子のホテルまで送っていくという丈。

風景専門のカメラマンだという丈は、夜景と鐘子の写真を撮り始める。

そんな丈に「私なんか撮っても絵になりませんよ。こんな おばさん」と言う鐘子。

すると丈は、「日本では 鐘子さんみたいなキレイな人が、自分のことを おばさんだって言いますよね｡」と切り出す。

そして「鐘子さん、あなたは全然おばさんなんかじゃないです。だから、僕と不倫しませんか？」と。

さらに「ここにいる、この旅の間だけでいいから」と続けます。

（結婚していると嘘をついたことを）言うなら今だという気持ちと、この嘘のおかげで恋愛というものが出来るのかもしれないと葛藤する鐘子。

そのまま、丈のキスを受け入れてしまう。

その後鐘子は、丈とは7歳年が離れていることを知る。

鐘子は「１つだけ聞いてもいい？（若くてカッコいいのに）どうして私なんかと不倫したいの？」と質問をする。

丈は「あなたがキレイでかわいいからだよ」と答える。

今まで恋愛らしい恋愛をしてこなかった鐘子は、ホテルに到着しても迷っている。

けれどこんなイケメンとひと晩過ごせるなんて、ラッキーパンチ、こんなチャンスは二度とないと思い直す。

部屋に入った後丈が電話で席を外した際に、急にいたたまれなくなり、日本酒をガンガン飲んでしまった鐘子はそのまま寝入ってしまう。

博多最後の夜

目覚めると丈が部屋からいなくなっていたが、朝ごはんを買いに行っていただけだった。

朝ご飯を食べながら、まだこっちに来て博多料理を全然食べていないことに気づく鐘子。

それに対し、「博多料理は、いつか旦那さんと来て。2人で食べるために取っとかなきゃ」と言う丈。

賢治が鐘子に用意してくれた博多料理の資料を鐘子の夫が用意したものだと思い、鐘子が夫から愛されていると感じる丈。

そして「なんだかドキドキするね。いよいよ不倫って感じがしてきた」と言う。

それに対し鐘子は、丈が不倫ってものをやってみたかっただけなんだと思い、自分の嘘が正解だったと気づく。

「そうか、そういう遊びなんだ、これ。純愛じゃないんだ。好きになっちゃダメだ」と思う鐘子。

気持ちが決まった鐘子は、2人で観光しつつ、丈に嘘の結婚話をすらすらと話す。

そんな自分に驚く鐘子。

丈に岩手出身であることを話した鐘子は、丈に宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を教える。

主人公の名前が「ジョバンニ」で、自分の名前「ジョー・バンノ」と一文字違いと驚く丈。

この物語は、本当の幸せを探す旅をする本だということを教える鐘子。

そして、「ジョバンニ」と旅する親友の「カンパネルラ」の存在。

実は鐘子の名前は「カンパネルラ」から付けられたのだ。

「カンパネルラ」はイタリア語で鐘という意味。

けれどそんな結びつきは、この嘘の恋にはいらないと思う鐘子だった。

鐘子は念願の博多料理を食べ、最後の博多の夜を楽しむ2人。

鐘子はこの旅で、丈と一緒にいるとこで知らない自分を発見する。

「東京でいろいろなことにがんじがらめになっていた私を解放してくれたのは、私のジョバンニ」と思う鐘子だった。

ホテルに戻った2人。

丈は「今夜だけはぼくのものになって」と鐘子に指輪を外すように頼む。

「いいよ」と指輪を外した鐘子。

そして丈に結婚していると大嘘をつくことが出来た自分は、恋に落ちたんだと自覚する鐘子。

もう嘘をついたこともどうでもよく、嘘でもいいからただ丈に愛されたい、朝まで抱かれて眠りたいと願うのだった。

翌朝寝坊してしまった鐘子は、急いで支度をする。

「連絡先は聞かなくて大丈夫？」という丈に対し、「その方が…いいんじゃない？」と強がる鐘子。

「そうだね。でもきっと僕は君を見つけるよ。また会えるよね、鐘子さん」と言う丈。

それに対し、何も答えられずホテルを出る鐘子だった。

しかし本当は丈に引き留めてほしかったという気持ちもあり、丈にそっけない態度を取ってしまったことを後悔し始める。

とはいえ、すぐにバレるウソをついたこともあり、自分の気持ちに見切りをつける鐘子。

そして飛行機に乗り込んだ後、鐘子は葉子の指輪をホテルに忘れたことに気づくのだった。

葉子の嘘

賢治は葉子に予告した通り、夕飯を作ろうと張り切って帰宅した。

しかし葉子はまだ帰宅していない。

そこへ、急な接待で遅くなるという葉子のメールが届く。

ため息をつき、さみしそうにする賢治。

そんな葉子が向かった先は接待ではなく、ボクシングジム。

その中でスパーリングをしていた八神風太（瀬戸利樹）と目が合い、とてもうれしげな葉子がいるのだった。

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『偽装不倫』第1話 感想

棚から荷物が落ちて白目になっている鐘子、かわいかったですね！

でも、スナイパーのライフは飛行機に持ち込めないですよ～(笑)

それから丈とホテルに行き、勢いをつけるために日本酒を飲み、日本酒の瓶にキスするシーンも。

他にも鏡の中の自分と一生懸命話したり、コメディー部分が面白くてかわいいです。

こんなにコミカルでキュートな杏さんは久しぶりですね！

丈を演じる宮沢氷魚さんの透明感のある存在にとても驚かされました。

王子様のような、何を言っても許されてしまうような不思議な雰囲気を持っていましたよね。

そして丈のセリフに恥ずかしくなってしまう筆者なのでした。

『偽装不倫』第1話 まとめ

年下のイケメンである丈に会って、自分が人妻ということにすれば少し距離を持って接することが出来ると思った鐘子。

しかしその後2人で食事に行き、丈から不倫をしようと誘われるという衝撃の展開。

けれど丈の様子から、本気で女の人と付き合いたくない人なんだと思う鐘子は、自分の嘘が正解だったと思います。

そして一夜を過ごします。

果たして丈の真意は・・・？

原作では鐘子は韓国旅行に行き、韓国の方と恋に落ちるそうですが、日本人の設定に変わったようです。

宮沢氷魚さんの持つ独特な空気が、異国の香りを漂わせていますね。

一方葉子の方も、なんだか複雑そうですね。

賢治はだれもがうらやむ結婚相手のはずなのに…。

これから葉子の本当にほしいものが見えてくるかもしれません。

葉子の夫役、谷原章介さんも渋くて素敵でした。

鐘子が忘れてきた葉子の指輪は一体どうなるんのでしょうか。

次回の展開がとっても気になります！

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