2019春ドラマ

『わたし定時で帰ります』第7話のあらすじ・感想|父と娘の想いとブラック見積もり

わたし、定時で帰ります。
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TBSの火曜ドラマ『わたし、定時で帰ります。』の第7話が、5月28日に放送されました。

第7話は、結衣(吉高由里子)の母(山下容莉枝)が家出をしてしまうことで、結衣の両親の熟年離婚問題が起こります。

また、普段から抱えている働き方への考え方の違いに、父と娘は…?

あり得ない金額の見積もりを出してきた福永(ユースケ・サンタマリア)の黒い思惑とは?

今回は『わたし、定時で帰ります。』第7話のあらすじ、感想を紹介します。

この記事は、『わたし、定時で帰ります。』第7話のネタバレを含みますので、未視聴の方はご注意下さい。

『わたし、定時で帰ります』第7話 あらすじ

結衣の母の家出

結衣の母である美園が「もう家には帰りません」と書置きを置いて、出て行った。

その時結衣の父である宗典(小林隆)は、妻の誕生日をほったらかしてゴルフに行っていたとのこと。

肝心の美園は、結衣の結婚を機に離婚したいと思っていると一方的にメールで伝えてくる。

美園は、結衣の電話に出ない

結衣の両親に熟年離婚の危機が迫る。

一人では何も出来ない宗典は、仕事中に些細なことでも連絡してくるため、ペースを乱される結衣。

挙句に定時に気づかない結衣は、周りからも心配されている様子。

仕事帰りに宗典へ食事を届けた結衣だが、意見がかみ合わない2人。

宗典は「そんなだから晃太郎くんに婚約破棄されるんだ」と結衣にけんか腰。
※種田晃太郎(向井理)

二言目には晃太郎と言ってくる父に、結衣はとうとう激怒。

  • お母さんと私がどれだけ我慢してきたと思ってんの
  • いつもくたくたで話しかけたら俺は忙しいんだって怒ったよね
  • 社会人になったら、少しはお父さんの気持ち分かると思ってたけど、全然わかんない
  • 私はお父さんみたいな働き方はしない。
  • お父さんみたいな人とは絶対結婚しない!
  • お母さんが出ていくのも当然だよ

思わず今まで持っていた気持ちを全てぶつけてしまう結衣。
それに対し、何も言い返さない宗典だった。

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進む三角関係

後日、種田に遭遇した巧(中丸雄一)は、牽制するような言葉をかける。

上海飯店では酔っていて、何を言ったか覚えていない種田は戸惑う。

王丹(江口のりこ)に何があったのか確かめに行き、自分の発言を知り、狼狽する種田。

結衣にも、あの時は酔っていたと弁解する種田。

「変な意味じゃなく、同僚として嫌いじゃないっていう意味で。」と

「そうだと思ってました」と気まずい様子で答える結衣だった。

福永のブラック見積もり

大手の星印工場からの仕事の依頼に対して、半値の3500万円で見積もりを作った福永。

昔からの得意先であるため断れず、この金額でも少しずつ残業すれば何とかなるというのが福永の考え。

納得できない結衣たちに対し、「この見積もりはあくまで概算だから」と種田が後押しをする。

福永の前の会社が相当ブラックだったという噂もあり、不穏な空気流れる制作4部。

手の空いている結衣が星印の担当となり、種田と福永と打ち合わせに行く。

しかし、福永の提示した3500万円で稟議も通してしまっているという事態になっていた。

結衣は、金額内で出来る範囲のことをしますと告げる。

すると星印の担当である牛松(金井勇太)は3500万円で全て賄えると思っていたため、困っている様子。

打ち合わせ終了後、戸惑う結衣に、福永は悪くないとかばう種田だった。

後日、種田にどうにかならないかとすり寄る福永。

しかし3000万円以上の予算の案件には社内審査が存在し、利益率が低いと審査が通らないため、厳しいと返事をする種田。

見積もりを審査する管理部の石黒(木下隆行)は「赤字」という言葉が大嫌いの人物。

結衣が直すべき見積もりを福永が修正せずに勝手に提出してしまうが、石黒は到底通すことは出来ないと結衣に話す。

一方、星印の件をまだ諦めていない福永は、自分を社に呼んだ丸杉常務を味方につけようと動く

自分の立場もあると渋る丸杉に、星印の担当である牛松は明星銀行頭取の息子であると福永が明かす。

明星銀行は福永たちの会社のメインバンクである。

その事実に目の色を変える丸杉

福永はその席に牛松も呼んでおり、3人で和気あいあいと食事を続けるのだった。

父と娘の想い

結衣の実家で、宗典の料理が原因のボヤ騒ぎが起きる。
前回ケンカ別れをした宗典は結衣の電話に出ない

そのせいもあるのか、結衣はもう定時だというのに星印の見積もりが出来上がっていない。

見積もりは種田が引き取ってくれるから任せようと、八重(内田有紀)が伝えに来る。

しかし結衣は「(種田に)借りを作りたくない」「頼りたくない」「(父と)ケンカしたから家に帰りづらい」と複雑な心境を明かす。

そんな中、三谷(シシド・カフカ)が「私に考えがある」と話しに入ってくる。

それは、八重と三谷も一緒に実家を訪ね、食事の支度をしたり、家の片づけをするというもの。

3人で結衣の実家へ。

ぎこちないながらも、会話を始める宗典と結衣。

結衣が今日は実家に泊まると巧に電話をすると、巧は「自分の気持ちをちゃんと伝えられるといいね」と気遣う言葉を掛ける。

和やかに食事をしつつ、結衣の会社での勤務態度について心配していると話す宗典。

三谷は、結衣が定時で帰ることについて以前よりも理解出来ると思っており、八重も結衣に感謝していると話す

2人が帰った後、宗典は「何か手伝うか?」と声を掛け、それに驚く結衣。

宗典は、結衣の会社や八重たちを褒めつつ、「好きで家に帰らなかったわけじゃないぞ」と自身の想いを話し始める。

それでもお父さんに無理はしてほしくなかった」と気持ちを伝え、先日言い過ぎたことを謝る結衣。

そんな結衣に宗典は「俺が働いていた頃とは時代が違うんだな、巧くんならお前を大事にしてくれるだろ」と。

宗典はようやく、結衣の働き方や巧の人柄を認めたようだった。

昼間にハンバーグを作ろうとしていたも結衣の好物だったからということも判明。

そんな中、「ただいま~」と美園が帰ってくる。

温泉に行ってきたと楽し気な美園は、「温泉につかってたら、なんか(離婚も)どうでもよくなっちゃった」と。

結衣は宗典に謝るように促すが、美園から「今度一緒に行こうね」と言われ、「おお」とだけ返す。

夫婦はいつも通りの会話をする様子。

その後結衣が仲裁に入り、二人は無事に仲直りをしたのだった。

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『わたし、定時で帰ります』第7話 感想

結衣も、両親も無事に仲直りが出来てホッとしました。

でも、父も母も電話には出てほしかったですね(汗)

ただ、結衣と宗典とのしこりが、種田との婚約破棄にもつながっていた気もするのでこれからどう影響するか気になりますね。

それから3500万円というブラック見積もりを出してきた福永。

そして、あの見積もりは通るのでしょう。

部下を犠牲にしても、頭取の息子に恩を売りたい福永。

ひどいですね、本当に。

これから犠牲になる結衣たちが心配です。

おみやげの地獄饅頭が制作4部の未来を表しているようでした。

石黒のキャラが良かったですね!

キーマンになるという噂もありますが、これからもいろいろと活躍してほしいですね!

『わたし、定時で帰ります』第7話 まとめ

両親のケンカがきっかけで、父と娘、宗典と結衣の想いが伝わりましたね。

宗典も、家族を大事に思っていたということがわかりました。

福永のブラックさが全面に出てきましたね。

そして、先週の種田と巧のやり取りについては、酔った勢いで片付くのでしょうか。

種田の「今でも好き」は、十分に結衣を揺さぶったようにも思えます。

今後の展開が見逃せないですね!

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